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経済

2016年6月1日

スイスIMDの競争力ランキング、シンガポールは4位に後退

〈シンガポール〉
有力ビジネススクール、スイスのIMDが発表した今年の国際競争力ランキングで、シンガポール4位と昨年より1つランクを落とした。1~3位は香港、スイス、米国で、香港は昨年の2位からトップに躍り出た。5位から10位は、スウェーデン、デンマーク、アイルランド、オランダ、ノルウェー、カナダ。

 

ランキングをまとめているIMD世界競争力センターのカボリス主任エコノミストによると、シンガポールが以前ほどの弾力性がないことと経済の減速が調査から示された。

 

IMDは、経済動向、行政の効率、ビジネス効率、インフラの4分野について340項目のデータを分析。また企業幹部5,400人から意見を聞き報告書をまとめた。

 

調査で判明したのは、シンガポールの高コスト体質と人材呼び込みの困難さで、カボリス氏は「シンガポールの人材は外国からの入国者が多く、有能なエンジニア、管理職の育成を強化する必要があるとみなされている。シンガポールは住むのに理想的な国の1つだが、生活費の高さが問題だ」とコメントした。

 

企業幹部の70%超が、シンガポールの政策の安定性、予見可能性、ビジネスに適した環境をプラス要因と回答した。

 

ほかのアジア諸国の順位は、台湾が14位、マレーシア19位、日本26位、韓国29位だった。

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