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貿易

2016年5月26日

第1四半期のNODXは9%の大幅減、IEは通年予想を下方修正

〈シンガポール〉
国際企業庁(IE)が発表した第1四半期の非石油地場輸出(NODX=石油輸出、再輸出を除く輸出)は前年同期比9%の減少で、IEは通年予想を0~2%の増加から、3~5%の減少へ大幅に下方修正した。10の主要輸出市場のうち8市場向けが減少しており、特に中国、台湾、欧州連合(EU)向けが減少した。日本、香港向けは増加した。

 

IEは商品貿易全体の通年予想も、マイナス1~プラス1%から、6~8%の減少に下方修正した。その根拠として世界経済の先行き不安を挙げており、「米経済回復の勢いは弱まり、中国経済はさらに鈍化が予想される」とした。

 

第1四半期のNODXのうち、電子機器、電子機器以外の輸出とも減少した。全体の約70%を占める非電子機器輸出は11%の減少だった。

 

石油輸出、再輸出を含めた商品貿易は9.7%の減少で、石油取引は36.2%減だった。取引量は前年同期並みだったが、原油価格の下落で額が減少した。

 

再輸出は5%の減少で、再輸出とNODXの合計である非石油輸出は6.6%の減少になった。再輸出の減少は中国、ベトナム、香港向けの不振が主因。

 

第1四半期のサービス貿易は960億Sドルで、前年同期比0.1%の減少だった。金融・保険サービス貿易が大幅減だった。

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