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社会

2016年5月25日

トイレの臭気を感知するシステム、掃除の効率向上に貢献

〈シンガポール〉
科学技術研究庁(A*Star)のエンジニアが発明したトイレモニターシステムが試験導入され、成果を上げており、シンガポール・トイレ協会(RAS)は導入をビル所有者に働き掛ける。

 

レストルーム・ビジティライザー・システムと呼ぶ技術で、13年に開発され、コンバージェント・スマート・テクノロジーズがライセンス供与を受け生産している。

 

トイレの使用頻度を記録し、尿、大便が出すアンモニア、硫化水素の臭いの度合いをセンサーで感知する機構で、マリーナ・ベイ・サンズ、シンガポール動物園、フードセンターなどの公衆トイレ60ヵ所で試験導入されている。設置費用はトイレ2つにつき1,700~2,000Sドル(約13万5,000~15万9,000円)。

 

公衆トイレは利用度に関係なく1日最大6回、定期的に清掃するのが一般的で、コンバージェントのセドリック・フーン氏によれば、労働力が浪費されている。ビジティライザー・システムを利用すれば、必要に応じた清掃が可能になる。

 

A*Starの担当者によれば、1人の作業員が管理できるトイレの数が増え、労働生産性が30%改善したという。

 

フードコートで初めてこのシステムを導入した国立大学病院(NUH)のコピティアムによれば、利用頻度、臭気がリアルタイムで分かるため作業員の配備に便利だという。

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