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経済

2016年5月24日

マレーシアを訪問するシンガポール人が減少、「飽き」が主因か

〈シンガポール〉
マレーシア通貨のリンギに対するシンガポール(S)ドルの値上がりで、マレーシアを訪問するシンガポール人は増加が予想されたが、実際は逆だった。マレーシア観光促進局シンガポール事務所によると、昨年、シンガポールからマレーシアに入国した人は延べ1,293万人で、前年より7%少なかった。

 

ダイナスティー・トラベルのシア氏は、幾度もマレーシアを訪問している「マレーシア疲れ」が主因と推測している。昨年、東マレーシアのサバ州における地震で、トレッキング中のシンガポールの生徒、教師9人が死亡した事件の影響もあるという。

 

学校からマレーシアツアーに関する問い合わせが減り、一方で、中国、豪州などへのツアーの問い合わせが増加している。シア氏は「インドネシアのバンドン、スラバヤなど低料金で行ける目的地はほかにも多数ある」と語った。

 

Sドルはリンギだけでなく、円、インドネシアルピア、豪ドル、タイバーツに対しても上昇した。

 

シンガポール国立大学(NUS)ビジネススクールのアン准教授は「以前、マレーシアを旅行したことがあるシンガポール人は、Sドル高の今、ほかの国も見ておきたいという気持ちになると思われる」と語った。マレーシアは強盗など犯罪が多いとみなされていることも訪問を思いとどまらせている要因だ。

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