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経済

2016年5月17日

音楽の売り上げが増加、ストリーミングサービスが貢献

〈シンガポール〉
音楽CDの売り上げは減少傾向が続いているが、昨年の音楽の売り上げは増加した。スポティファイ、アップルミュージックなどストリーミング配信サービスの貢献によるものだ。通信ネットワークを介して音声を受信して再生する際に、データを受信しながら同時に再生を行う方式がストリーミング。

 

国際レコード・ビデオ製作者連盟(本部スイス)のまとめによれば、昨年のシンガポールでの音楽売り上げは前年比6.7%増の1,380万米ドル(約15億円)だった。売り上げの増加は2年連続。

 

デジタル音楽の販売は27%増の850万米ドル(約9億2,300万円)で、スポティファイやアップルミュージックが提供する配信サービスの売り上げが92.5%増の430万米ドル(約4億6,700万円)と、額の約半分を占めた。

 

CD、レコード盤、テープなど物理的媒体による音楽の売り上げは47%減の170万米ドル(約1億8,500万円)。音楽愛好家の好みの変化によるもので、グラモフォンやHMVの店舗閉鎖を招いた。

 

しかし創業して54年のロキシー・レコード・アンド・トレーディング店を経営するポール・リムさんは、物理的媒体の需要はいずれ増加するとの意見で「配信サービスを通じ若い頃から音楽に親しんだ住民が労働力に加わった時、レコードなどより質の高い音楽を聴ける機器を購入する余裕ができる」と述べた。

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