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日系企業

2016年5月3日

チャンギ国際空港の全自動無人運転車両、三菱が増強工事

〈シンガポール〉
チャンギ国際空港を運営するチャンギ・エアポート・グループ(CAG)は、ターミナル間を結ぶ全自動無人運転車両システム(APM)の増強工事を三菱商事と三菱重工業に発注した。予想される利用者の増加に備える。

 

事業内容は、現在運行中のAPMシステムに車両を追加し、信号システム・制御システムを改良して輸送力を増強するもの。三菱商事は三菱重工業と共同で、新車両の製造、システム改良の設計、据え付け工事および試運転を行う。完成は2019年の予定。発注額は推定数十億円。

 

チャンギ空港では18年に空港ターミナルに隣接する大型商業施設「プロジェクト・ジュエル」が完工予定で、利用者数の一層の増加が見込まれるため、APMシステムの輸送力増強が急務となっている。

 

チャンギ空港の既存のAPMシステムは02年に三菱商事と三菱重工業が共同で受注し、07年の完成以降、運行・保守を継続して請け負ってきた。今回の受注は、完成以来の安定した運行実績やアフターサービスが高く評価されたことによるという。

 

APMは完全自動で無人走行し、ゴムタイヤを使用するため運行が滑らかで騒音が低い特長がある。ドバイ国際空港向けに同システムの納入実績がある。

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