シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP3月の工業生産は0.5%の減少、エコノミスト予想より良好

経済

2016年4月28日

3月の工業生産は0.5%の減少、エコノミスト予想より良好

〈シンガポール〉
シンガポール経済開発庁(EDB)は4月26日、3月の工業(製造業)生産は前年同月比0.5%減少したと発表した。1~3月期では前年同期比1%の減少になる。政府発表の速報値(2%減)より減少幅が小さく、多くのエコノミストが同期の国内総生産(GDP)増加率予想を上方修正した。

 

3月の工業生産は、変動の激しいバイオメディカル部門を除くと5.5%の減少になる。工業生産は18ヵ月連続の減少になったが、底を打ったとの見方もある。

 

バイオ医学部門は23%の増加で、薬品生産が増加した。電子部門の生産は5.8%増加した。半導体22%の大幅増だったが、その他は低迷した。

 

化学部門は4.9%の減少で、石油製品、石油化学品の生産減が影響した。精密エンジニアリング部門は7.7%の減少で、半導体装置、プロセス管理機器の輸出需要減が響いた。

 

輸送エンジニアリング部門は23%の大幅減だった。航空宇宙業はエンジン補修需要があり11%増加したが、海洋・オフショア業の生産が35%減少した。原油価格の下落で、リグ(油井掘削装置)、油田関連装置の需要が急減したためだ。

 

その他製造・雑貨部門は0.9%の増加だった。飲食品・たばこの生産が増加した一方、印刷物、構造用鋼材は減少した。

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