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社会

2016年4月25日

証券会社の外交員に証券・先物法違反の容疑、4社を捜索

〈シンガポール〉
シンガポール金融管理庁(MAS)と、ホワイトカラー犯罪を取り締まる警察の商事捜査局(CAD)は4月20日、証券会社4社を捜索し、書類などを押収した。証券・先物法違反容疑が理由だ。

 

捜索を受けたのは、DBSビッカーズ、メイバンク・キム・エン、OCBC証券、フィリップ証券。株価操作があった模様で、4社もの証券会社への一斉捜索は珍しい。

 

聴取を受けているのは歩合外交員。歩合外交員は免許制の証券仲買人で、証券会社と契約関係にあるが、証券会社の社員ではない。前回、こうした一斉捜索が行われたのは2014年で、2013年10月に起きた、低位株をめぐる株価操縦と疑われる取引が理由。

 

今回の捜索についてOCBCは22日、「外交員が捜査対象になっている。OCBC証券の社員は関与していない」とコメントした。OCBC証券に近い筋によると、捜査員は携帯電話、ノートパソコンなど、この外交員の持ち物を押収した。DBSビッカーズでも外交員が事情聴取を受けた。
メイバンク・キム・エンは「わが社の知る限りでは、わが社は捜査の対象になっていない」との声明を発表した。

 

フィリップ証券のトレーダーによると、CAD捜査官が仲買人のコンピューターを調べた。この人物はここ数日、会社に姿を見せていないという。

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