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文化

2016年4月20日

プラナカンの服・織物、福岡市美術館に寄贈

〈シンガポール〉
プラナカン(主に中国系移民の末裔)のリー・キップリー夫妻所有の服・小物54点が福岡市美術館に寄贈された。美術館はこれを記念し「サロンクバヤ:シンガポール・麗しのスタイル」としてプラナカンファッション展示会を6月12日まで開催している。

 

展示会の特別キュレーターを務めている、リー氏の息子のピーター氏はシンガポール紙の電話取材に対し「プラナカンの遺産を広く世界に知ってもらうのがわが家の昔からの願い」と語った。サロンクバヤはブラウスとスカートの組み合わせ。

 

一家はこれまでにも、シンガポールのプラナカン博物館や、米エール大学美術館、南オーストラリアのアデレード美術館に服などを寄贈している。

 

福岡市美術館はバティックなど東南アジアの織物を多数所有していること、ピーター氏の弟でシンガーソングライターのディック・リーが日本でデビューし、福岡芸術文化賞を受賞していること、今年は日本との外交関係樹立50周年に当たることなどから、寄贈を決めたという。

 

寄贈品は18世紀から20世紀にかけての女性用民族衣装「サロンクバヤ」やジュエリーなど。展示はアジアの織物に詳しい岩永学芸課長が企画した。

 

記念展示は7月から9月の期間は渋谷の松涛美術館が実施する。福岡市美術館は19年3月に終わる改装工事後に全作品を常設展示する。

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