シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP硬貨を改造した装身具が人気、しかし改造は違法

社会

2016年4月14日

硬貨を改造した装身具が人気、しかし改造は違法

〈シンガポール〉
シンガポールの硬貨を装身具に改造したものが、世界最大の手工芸品マーケットプレースを展開するEtsy(エッツィ)で販売されている。しかしシンガポール硬貨の改造・改変は違法行為で、シンガポール金融管理庁(MAS)は4月7日、警察に届け出た。

 

シンガポールでは通貨法により、硬貨の切断、破壊、メッキ、彫り込みなど改変行為が禁止されている。違反者には最高2,000Sドル(約16万円)の罰金が科せられる。硬貨の改造は目新しいことではなく、ある販売業者は38年前から、10セント(約8円)硬貨をイヤリングに作り直し1セット125Sドル(約1万円)で売ってきたと話した。

 

最もよく利用されているのが1967年から85年にかけ鋳造された海洋生物シリーズの硬貨で、図柄にタツノオトシゴ、メカジキ、ミノカサゴをあしらっている。硬貨に穴をあけたり、加熱したりして、ロケット(小型ケース)、イヤリング、カフスボタン、ネックレスに改造するケースが多い。価格は安いものでイヤリングが1セット4Sドル(約320円)、高いもので金貨を使ったペンダントが2,497Sドル(約20万円)。

 

販売者は米国、英国などすべて国外で、ほかの国の硬貨も利用している。シンガポールでは硬貨改造が違法と知らない人は多いが、シンガポール法は域外適用ではないため、在外販売者が咎められることはない。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP硬貨を改造した装身具が人気、しかし改造は違法