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文化

2016年4月11日

フォート・カニングのパリ絵画館、突如閉鎖

〈シンガポール〉
昨年5月に鳴り物入りでフォート・カニングに開業したパリ絵画館(ピナコテーク・ド・パリ)が4月11日をもって閉鎖した。突然の閉鎖で、来場者同様、同じ建物に入居する飲食店、小売店も8日夜のニュースを聞くまで閉鎖を知らなかった。

 

ピカソ、モネ、レンブラントなど巨匠の絵画が常設展示されていたが、最終日の9日、常設展は閉鎖されており、特別展のグラフィティアートだけだった。フォート・カニングの絵画館は、フランスのピナコテーク・ド・パリが海外に設けた唯一の施設。フランスの絵画館も一時は人気を博したが入場者減で2月に閉鎖した。

 

絵画館を運営するアート・ヘリテージ・シンガポールは8日の声明で、入場者数が予想を下回り、経営が立ち行かなくなったと説明した。

 

現地紙記者が絵画館を昼過ぎに訪れた時、チケット窓口に職員はおらず、2時15分にようやく戻ってきた。その後1時間ほどの間に20人が入場した。入場料は居住者の場合18Sドル(約1,400円)。

 

同じ建物に入居するテナントのうち、フランス料理のバルザック・ブラッセリーは16日に閉鎖する。ほかの店舗は入居を続ける予定だ。レストランのフォート・バイ・メゾン・イッコクは、独自に客をつかんでいるため営業を続けるという。

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