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経済

2016年4月4日

今週のシンガポール株式市場は乱高下の可能性、FRBの動きが鍵

〈シンガポール〉
今週の株式市場はこれまで以上に乱高下する可能性がある。米連邦準備制度理事会(FRB)がどのような金利政策を講じるかが鍵になりそうだ。

 

トレーダーは4月7日に発表される、米連邦公開市場委員会会合の議事録を待っている。8日にはイエレンFRB議長と、歴代のFRB議長(バーナンキ、グリーンスパン、ボルカー)とのパネル討議が予定されている。

 

イエレン議長は先週、中国要因などを挙げ、再利上げを急がない意向を表明。これを受け3月30日、シンガポールを含む各地の市場で株価指数が上昇した。しかしシンガポール市場の反騰は短期間で終わった。格付け会社のムーディーズが地場銀行のアウトルックをネガティブに引き下げたためだ。

 

DBS銀行のリム最高投資責任者は「再び弱気相場になる。機転が利き、波乱市場を怖がらない投資家であれば空売りを仕掛けることも可能。そうでなければ、確定収入が見込める商品に資金を移すことだ」と語った。

 

また世界経済は低迷が続いており、超低金利、ゼロ金利、マイナス金利は当分、続く見通しだという。米国の3月の雇用統計は事前予想より良好だった。しかし利上げは6月以降でなければ期待できないとトレーダーはみている。

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