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経済

2016年3月14日

石油・ガス業界で人員整理の嵐、原油下落が影響

〈シンガポール〉
原油価格の低迷が続いており、新規の油田開発は採算的に厳しいことから油井掘削装置、石油生産施設の受注が減少しており、業界では人員整理の嵐が吹き荒れている。

 

リグ(油井掘削装置)大手のケッペルはシンガポールおよび海外部門で1万人超を解雇。セムコープ・マリンも3千から4千人規模の解雇計画を発表した。BWオフショア、モデック、シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン(CB&I)もシンガポールの職員を削減する。ノルウェー系浮体式石油生産施設製造のBWオフショアは、全世界で35%の職員を削減する業務縮小計画を発表した。オフショア施設受注は引き続き減少すると見込んでいるためだ。BWオフショアと競合するモデックも人員整理を計画しているようだ。

 

CB&Iは下流部門の業務も手掛けているため影響は上流部門専業ほどではないようだが、既にシンガポールの職員を削減しており、業務の国外移転も検討しているようだ。マレーシアへ業務を移転した、あるいは移転を進めているのは、テクニップ、サブシー7、マクダーモット。上流部門企業は、原油価格が1バレル50~60米ドル(約5,700~6,800円)まで回復すれば海上油田での探査、生産活動は活発になると期待をかけている。

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