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経済

2016年3月9日

P2P融資サイト、融資のうち1件がデフォルトの可能性

〈シンガポール〉
投資家と、金銭を借りたい中小企業・個人を結び付ける融資仲介サービス、ピア・ツー・ピア(P2P)で初のデフォルト(債務不履行)が発生する見通しだ。デフォルトの可能性を発表したのはキャピタル・マッチで、50件余りの融資のうち、建設会社からの利払いが滞っている。

 

シンガポールでほかにP2Pサービスを提供しているのは、ムーラセンスとファンディング・ソサエティーズで、どちらもデフォルトのリスクのある融資はない。P2P融資は事業体向け融資全体から見れば小規模だが、人気が上昇しており、貸付残高は計1,500万Sドル(約120億円)ほどになっている。

 

P2P業者は主に、中小企業の短期資金需要に対応している。個人保証はあるものの無担保金融のためリスクは高いが、金利収入が2桁と高いのが魅力だ。年利20%という融資もある。キャピタル・マッチのクズニッキ取締役によると、貸付額は1件当たり5万~20万Sドル(約410~1,630万円)が一般的。P2P業者はシンガポール金融管理庁(MAS)の管轄外。

 

ファンディング・ソサエティーズは約50の中小企業に計460万Sドル(約3億8,000万円)の融資を仲介している。1件の融資案件に対し20~30人が出資するのが一般的だが、大型融資の場合は100人の投資家が参加することもある。投資家の最低出資額はキャピタル・マッチとムーラセンスが1,000Sドル(約8万2,000円)、ファンディング・ソサエティーズが100Sドル(約8,200円)。

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