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IT

2016年3月7日

オンライン市場の拡大は止まらず、差別化で競争を生き残り

〈シンガポール〉
インターネットショッピングモールの楽天がシンガポールの電子商取引市場からの撤退を発表したが、市場は拡大を続けており、日本参入を目指す動きもある。

 

デザイナー家具を扱うヒップバンは「買い物はオンラインへの移行が進んでおり、物理的店舗への回帰はない。楽天の撤退は懸念材料とはならない」としている。

 

電子商取引サイトのパイオニアであるクー10も同意見で、撤退でほかの業者に客が流れるとみている。同社の昨年12月の売り上げは前年同月比40%増。

 

ロケット・インターネットを母体とするラザダは12月の売り上げが前年の3倍だった。クー10にはシンガポール・プレス・ホールディングス(SPH)、ラザダには国営投資会社のテマセクが出資している。

 

こうした強力な資金源を持たない業者には差別化が生き残りの鍵のようだ。ショップバックは、買い物額に応じ現金を割り戻すサイトとしてデビューした。

 

オネストビーは食料デリバリーサービスの市場で、注文を受けるとパートの学生や主婦が近くの店で買い物をし、注文者のところへ届ける。東京などへの進出を計画している。

 

ヒップバンによれば、シンガポールは国土が狭いのが特色で、物流面では便利だが、採算がとれるだけのビジネス規模を確保するのが困難だ。

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