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社会

2016年1月26日

ごみの投げ捨て、昨年は2万6,000人に罰金刑

〈シンガポール〉

ごみの投げ捨てを理由に昨年、シンガポール環境庁(NEA)から罰金を命じられた者は延べ2万6,000人で、6年来の高水準だった。投げ捨てを取り押さえられた者の70%近くは居住者(国民と永住者)だった。

 

投げすてられたごみで多かったのは、たばこの吸い殻、ティッシュペーパー、たばこの包み紙、プラスチック製カップ。取り締まりを強化したことが摘発の増加につながったという。

 

NEAは2014年4月からごみの投げ捨てに対する罰金を引き上げており、違反切符を切られ出頭を命じられた場合の罰金は、初犯が最高2,000Sドル(約16万5,000円)、再犯が同4,000Sドル(約33万円)、3度目とそれ以降が同1万Sドル(約83万円)。

 

裁判所は矯正的処罰を言い渡すこともでき、被告は延べ最長12時間、公共の場を清掃しなければならない。ごみ投げ捨てを初めて見付けられた者は、示談方式で300Sドル(約25万円)の罰金を命じられることもあり、支払えば出頭は不要になる。

 

昨年、矯正的措置を命じられた者は延べ1,300人。シンガポール環境委員会のシア専務理事は「ごみを捨てる人は家庭や職場ではそうしていないはず」と語った。

 

与党環境問題委員のリー・ビーワ議員は「タウン・カウンシルに会費を納めているから、誰かがごみを掃除してくれる、と考えている住民がいる。考え方の転換が必要だ」と語った。

 

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