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経済

2016年1月25日

PwCがブランドコンサルを買収、中小企業部門を強化

〈シンガポール〉

ファミリービジネスなど中小企業に対するサポートサービスの競争が増すなか、4大会計事務所の一角を占めるプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は、ブランド戦略コンサルティングのストラテジコムを買収した。

 

PwC域内業務幹部のン・シュークアン氏によると、ファミリービジネスのニーズに対応する能力は既に持っていたが、大手企業向けだった。ストラテジコムを傘下に収めたことで、ファミリービジネスのニーズにすべて対応できるという。ファミリービジネスは創業家によって所有または経営が行われている企業。

 

ストラテジコムのチュー最高経営責任者によると、シンガポール取引所(SGX)上場の中小企業の半数強はファミリービジネスだ。

 

別の大手会計事務所KPMGは企業サービスチームがファミリービジネス部門を担当している。

 

デロイトトウシュトーマツの顧客の多くは中小企業で、中小企業専門家チームがファミリービジネスに固有のニーズに対応するサービスを提供している。

 

アーンスト・アンド・ヤング(EY)幹部のロー氏によれば、中小企業が直面する共通の課題は成長の加速で、成長を支援するためのソリューション開発に力を入れているという。

 

PwCのン氏は、ファミリービジネスの課題を理解するためには専門チームが必要との意見で、「サービス提供では忍耐が必要。短期間での組織転換は不可能だからだ」と述べた。

 

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