シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP食品廃棄物の再利用、NEAがおからなどに取り組み

政治

2013年7月11日

食品廃棄物の再利用、NEAがおからなどに取り組み

増加を続ける食品廃棄物について、コー・ブンワン国家開発相はブログで「実用的解決法」を探るのが望ましいとの見解を表明。一例として農食品獣医庁(AVA)が開発した、おからが原料のスナック菓子を紹介した。

おからは豆乳や豆腐を作る際に出る大豆の不溶性物質。シンガポール国内で1日30トンのおからが生産されており、食品ごみとして有料で廃棄されるか、動物飼料といて利用されている。

AVAが再利用を目指しているのはほかに、イガイのエキス、魚の切りくず、酒類醸造の際に出る穀物かすで、健康に役立つ食品の原料とする計画だ。

昨年の食品ごみの量は70万3,200トンと過去最高で、人口、観光客の増加、ぜいたくな生活が原因。コー氏は「世界では数百万人が飢えや栄養失調に苦しんでおり、食品の無駄は望ましくない」と強調。おからスナックを商業ベースで扱う企業を募集すると述べた。

食品廃棄物の再利用率はわずか12%。シンガポール環境評議会(SEC)のレイモンド専務理事は「食品をごみとして処分すれば費用が掛かる。食品廃棄物の有効利用は道理にかなっている」と指摘。住民は、こうした廃棄物再利用の食品を不潔と見てしり込みすることなく、積極的に受け入れるべきと述べた。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP食品廃棄物の再利用、NEAがおからなどに取り組み