シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP株価指数が年初以下に、アジアから資金引き揚げ

金融

2013年6月13日

株価指数が年初以下に、アジアから資金引き揚げ

シンガポールを含む域内市場からの資金引き揚げで、シンガポール取引所(SGX)の代表的株価指数のストレーツ・タイムズ指数(STI)は6月12日、前日比0.53%安の3,153.48と、初めて年初の数値(3,167.08)を下回った。

米国、中国、日本経済の先行きに対する不安が原因だが、「金融緩和の規模を縮小する可能性がある」とのバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言が最大の要因。FRBによる紙幣増刷が域内市場の株価上昇の背景にあるだけに、乱造抑制の兆候で投資家が資金を引き揚げるのは当然だ。

また日本銀行による前例のない金融緩和も投資家にもてはやされたが、最近の債券価格の変動に対し特に対策を講じないとの決定が投資家を失望させた。中国経済も減速の傾向を示しており、株価にはマイナス材料だ。

6月12日のSGXの取引で株価が下がったのは銀行、不動産開発業者。年初との比較では、不動産のシティー・デベロップメンツが23%、キャピタランドが14%下がった。

域内の主な市場の動きでは、年初との比較で東京市場の株価指数は28%上昇。香港は6%、上海は3%、それぞれ下落した。クアラルンプール、ジャカルタ市場は年初を上回っている。

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