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経済

2011年10月18日

世界的不況、マレーシア半導体産業で在庫増

〈ジョージタウン〉
世界的な不況を受けた需要低迷で、半導体集積回路の在庫が通常より増加しており、半導体業界では在庫見直しが必要との声が高まっている。出荷受注比率も低く、マレーシアの半導体製造機器メーカーの事業にも影響を与えている。

10月に発表された米IHS・iサプライ・インベントリー・インサイダーによる半導体メーカーの在庫報告書によると、世界的な半導体集積回路サプライヤーの在庫日数(DOI)は81.3日となっている。これまでの最高記録は世界的な不況が起きた2008年第1四半期の83.1 日だった。

ガートナー・リサーチハウスによると、半導体への需要は2011 年下期から2012年上期にかけて低迷が予想されており、在庫量が多い状況は危険だという。

ミニ・サーキッツ・テクノロジーズ(マレーシア)によると、正常なDOIは30~45日で、80日を超えるような在庫を抱えていると在庫消化が困難で生産活動にも影響を与える。同社の製品はペナンと台湾、インドで製造され、日本と中国などに輸出されているが、今年下期は販売数が減少すると見込まれているという。

グロブトロニクス・テクノロジーも、半導体の在庫日数は45日以下であるべきとの見解で、同社の在庫は2週間程度を維持しているという。

ペンタマスター・コープの在庫は80~90日で、第4四半期には需要が前期比、前年同期比50%程度低下すると見込まれるという。

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