シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP投票人の生体認識システム、政府が予算割当へ

政治

2011年7月26日

投票人の生体認識システム、政府が予算割当へ

〈クアラルンプール〉
ナジブ・ラザク首相は、生体認証情報を利用した投票者認識システムの導入に向け選挙委員会(EC)に対し予算を割り当てる方針を明らかにした。金額については財務省とECが協議を行ったうえで決定するという。

ナジブ首相は、ECが同システムをスムーズに導入することができるよう政府がサポートをするとコメント。次期総選挙では導入される見通しだが、ECによるシステム開発、準備状況にもよると述べた。

生体認証情報を利用した投票者認識システムは、選挙の公平さと透明性を確実なものとすることが目的で、幽霊投票者疑惑などを払拭することが狙い。

ナジブ首相はまた、、与党・国民戦線(BN)はクリーンで公平な選挙の実施を確約するとコメント。先日公正な選挙の実施を求めて大規模なデモを実施した民間グループ「BERSIH」のような違法団体は必要なく、デモを行う必要もないと述べた。

国民登録局(NRD)のジャリラ・モハマド・サイド副事務局長は、生体認証投票者認証システムについて、確実に不正を見抜くことが可能だと指摘。全てのマレーシア人の家系図や投票人についての生年月日や出生証明書の発行場所などの情報を登録しており、こうしたデータは偽造が不可能で政権与党が選挙で不正を行ったとする疑惑を否定した。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP投票人の生体認識システム、政府が予算割当へ