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経済

2012年11月14日

外国からの直接投資、予想を達成の見通し

今年の外国からの直接投資(工場、機械設備など固定資産投資)は、経済開発庁(EDB)が年初に示した予想額の150億Sドル(約9,730億円)を達成できる見通しだ。
上半期の投資(認可ベース)は106億Sドル(約6,800億円)。昨年は上期が63億Sドル強(約4,080億円)、通年が137億3,000万Sドル(約8,890億円)だった。
8月にはドイツのエボニック・インダストリーズが5億ユーロ(約513億円)の動物飼料栄養剤工場を起工。2億5,000万ユーロ(約250億円)の工場を増設する意向を表明した。こうした投資を考慮すると、通年の投資額は当初予想を上回る可能性もある。
シンガポ-ルが堅調な投資を維持していることについて、CIMBのエコノミストは「経済が低成長の時、投資は低迷するのが常で、そうした中、立派な数字」とコメントした。
投資誘致の競争が激しくなっており、バークレイズ・キャピタルのエコノミストは「マレーシアのイスカンダル開発区は精力的に投資誘致に動いており、韓国でさえ投資呼び込みを図っている。そうしたなか、106億Sドルは大変な額」と語った。
しかしシンガポ-ル事業連盟(SBF)のビクター・テー最高執行責任者(COO)は「人員確保が投資をするかの決め手で、外国人労働者に対する流入抑制は投資誘致にマイナスに働く可能性がある」と懸念を表明した。

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