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金融

2012年9月6日

ASEAN株相互取引、手数料など運営面が依然不明

東南アジア諸国連合(ASEAN)の証券取引所を連結するとのASEAN取引所計画が遅れに遅れているが、9月18日、シンガポール取引所(SGX)とブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)の連結でようやく一歩を踏み出す。しかし証券保管、手数料など運営上の具体的内容が依然はっきりしない。
長期的にはASEAN取引所は成功が予想されているが、2市場の連結だけでは効果は薄そうだ。証取連結には、タイ証券取引所が次に加わる。いずれベトナム、インドネシア、フィリピンの取引所も参加する。
SGXとブルサとの連結で、トレーダーは仲介業者を介さず、直接相手国の株を売買できる。問題は、証券の保管場所と配当管理だ。
SGX広報部によると、取引手数料と配当管理は仲買業者が決めることになる。証券は上場されている国に保管される見通しだという。
SGXとブルサとの連結では大きなプラス効果は見込めなさそうだ。両国の大手証券会社は既に相手国で営業しており、中小証券も国境をはさんだ取引を既に手掛けているからで、マレーシアの金融大手CIMBのナジル・ラザク最高経営責任者は「現在、わが社の顧客が既にできる以上の内容はない。経費も変らない」とコメントした。

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