シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPラマダン、中元節はイスラム教徒、道教信者の心不全が減少

社会

2012年8月16日

ラマダン、中元節はイスラム教徒、道教信者の心不全が減少

ラマダン(イスラム教の断食月)と中元節の期間中、心不全で入院するマレー人、華人が減少することが、シンガポール国立大学心臓病センター(NUHCS)の調査でわかった。生活習慣、特に食事の変化が影響しているようだ。
調査チーム(リーダーはロー・ティンティン医師)は2008年から10年にかけ、心臓機能低下で主要病院に入院した患者8,000人を調べた。ほとんどは60歳代、70歳代。
イスラム教徒が断食をするラマダン期間中、マレー人の入院患者数は週ベースで24%減少。中元節では、華人の入院患者数は同9.6%減少した。
両方の期間中、インド系人の入院患者数に変化はなかった。またラマダン期間中の華人患者、中元節の期間中のマレー人の患者数にも変化は見られなかった。
調査チームの1人、キャロリン・ラム医師はマレー人について、ラマダン期間中の断食が患者減少に関係あると見ている。
華人患者の減少についてロー医師は、中元節の期間中の入院は縁起が悪いと道教では信じられており、心不全にならないよう気をつけていることが関係している可能性があるとした。
ロー医師は「薬を飲んでいれば大丈夫と考えている人が多いが、生活習慣を見直すことの重要性には気付かないようだ」と語った。

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