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経済

2012年8月1日

第2四半期の雇用創出、予想外の多さ

人材開発省が発表した第2四半期(4~6月)の雇用創出数は2万9,200人と、前年同期の2万4,800人、前期の2万7,200人を上回った。同期の国内総生産(GDP)が縮小した可能性があるため、エコノミストはこれほどの雇用創出を予想していなかった。
雇用創出の内訳は、建設が9,500人、製造が4,500人と、過去数四半期の実績を上回った。サービスは1万5,500人で、前期より300人少なかった。農業、水産では雇用喪失があった。
解雇された労働者は2,300人(前期は2,600人)で、サービスが1,500人、製造が600人、建設が200人。卸売・小売業、貿易関連業で解雇が多かった。
外国人労働者を含めた失業率(季節調整済み)は2.0%と、前期より0.1ポイント改善した。居住者(国民と永住者)だけの失業率は2.8%で0.2ポイント改善した。
先行きについてタン・チュアンジン国務相(人材開発担当)は「世界的な経済不安の影響を回避することは困難」との厳しい見通しを示した。
一方、ターマン副首相は東南アジアの競争力に関する会議で、若者の失業率が欧州で23%、米国で17%と先進工業国で高いことを取り上げ「世界では職の危機が起きている」と警鐘を鳴らした。

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