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国際

2015年12月29日

国連開発計画が人間開発報告書を発表  シンガポールは男女平等指数でアジアトップ

〈シンガポール〉
国連開発計画(UNDP)が12月に発表した人間開発報告書(Human Development Report、HDR)2015において、シンガポールは2014年の男女共同参画ランキングで調査対象国155ヵ国中13位となり、2013年の152ヵ国中15位から2ランク上昇しアジアでトップとなった。

 

男女間の不平等を映し出すジェンダー不平等指数(Gender Inequality Index、GII)のシンガポールの数値は0.088。この指数は性と生殖に関する健康(妊産婦死亡率、15~19歳の若年女性1,000人あたりの出産数)、エンパワーメント(国会議員の女性の割合、中等教育以上の教育を受けた人の割合)、労働市場(労働力率)の3分野における達成度から構成されており、0が男女間で完全に平等であり、1に近いほど男女のどちらかが不利であることが示される。

 

一方、寿命、教育、所得の達成度を表す人間開発指数(Human Development Index、HDI)のシンガポールの数値は0.912で11位。1位は0.944を記録したノルウェーで、以下オーストラリア、スイスと続く。シンガポールは日本、イギリスなどの先進国を上回った。

 

HDIで高い数値を記録した約50ヵ国とシンガポールを比較すると、妊産婦の死亡率や若年女性の出産率では数値が低かったものの、女性の議席数の割合が少なかった。人間開発報告書の作成に携わったミロラド・コバセビック事務局長によると、シンガポールの女性の議席割合は25.3%。HDI上位国の平均値26.5%をわずかに下回っている。しかし、東アジア、アジア太平洋地域諸国の平均18.7%よりは大幅に上回った。

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