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金融

2013年12月5日

香港証取と提携、人民元建て商品を開発

シンガポール取引所(SGX)と香港証券取引所(HKEx)は12月4日、中国通貨・人民元の国際化で提携すると発表した。元建て商品を開発し投資家に売り込む。技術開発、規制面でも協力する。
SGXのボッカー最高経営責任者は、香港が元のオフショアセンター、シンガポールがアジア最大の外為センターであることを取り上げ「両取引所はライバルではなく補完関係にあり、提携は双方の利益になる」と強調した。
為替、株式、固定金利型商品、商品の4部門で元建て商品を開発する。こうした商品を最初に開発することで、需要創出につなげ、市場での優位確保を目指す。
中国は元の国際化を推進しており、貿易通貨、投資通貨としての利用が増加している。国際銀行間通信協会(SWIFT)によれば、今年の貿易金融で元はユーロを抜き、世界第2位の利用通貨になった。
SGXのデリバティブ(金融派生商品)担当者は「元のオフショア市場が拡大すれば流動性が増し、多様な取引が可能になる。我々はそれに備えた」と語った。
SGXは最近、上海先物市場と商品デリバティブの開発で合意。また中国先物業協会とデリバティブ市場の開発で提携するなど、中国との関係を強めている。

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