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政治

2013年11月27日

シンガポールが隣国への盗聴で米豪に便宜

豪州日刊紙のシドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)は、シンガポールの諜報機関が米国、豪州によるマレーシアやインドネシアに対する盗聴に協力していたと報じた。これを受けマレーシア、インドネシアの外務省はシンガポール高等弁務官、大使を呼び、懸念を伝えた。
SMHによると、マレーシア、インドネシアを含むアジアに対する米国、豪州の盗聴にシンガポールが便宜を図っていた。
記事の情報源はスノーデン元米中央情報局(CIA)職員で、シンガポールは米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランドで構成するグループの一員として、マレーシアの通信網を傍受していたという。
マレーシア外務省のオスマン官房長は、シンガポールのオン・ケンヨン高等弁務官を呼び疑惑に懸念を表明。「そうした行為は主権を侵害するもの」と抗議した。インドネシア外務省もシンガポール大使を呼び、疑惑に対する説明を求めたようだ。
盗聴疑惑の中心にいるのは米国の国家安全保障局(NSA)で、世界の指導者35人の電話を盗聴していたとされる。NSAは国防総省の諜報機関。通信、信号などを媒介とした情報収集活動や暗号分析などに携わっている。
米豪による盗聴疑惑をめぐっては既に、マレーシア外務省は両国の大使を呼び説明を要求している。

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