シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPGDP予想を上方修正、公務員賞与を増額

経済

2013年11月25日

GDP予想を上方修正、公務員賞与を増額

通産省は11月21日、通年の国内総生産(GDP)増加率予想を3.5~4%へ上方修正した。製造業の回復を受け、第3四半期のGDPが5.8%増と見込みを上回ったためだ。一方で通年の非石油地場輸出(NODX=石油・再輸出を除く輸出)については4~5%のマイナスに下方修正した。
第3四半期は製造業以外に、サービス業の生産が6.3%増と速報値の5.7%を上回った。好調だったのは世界経済の動向を受けやすい卸売り・小売り、運輸・倉庫。
市場心理に左右されやすい金融、保険は低迷した。観光もやや低調で、宿泊・飲食サービス業の生産は3%増にとどまった。アジア通貨安が一因と考えられる。
先行きについて通産省は、ユーロ圏は依然、国家債務の不履行という事態が発生する恐れがあるとの分析を示した。
通年の経済成長が当初予想を上回るため、政府は公務員賞与を昨年より0.5ヵ月分増額する。公務員数は8万人。
政府は所得税調整分の賞与(いわゆる13ヵ月目の賃金)に加え、1.1ヵ月分の賃金に相当する年末賞与を支給する。期中賞与(0.4ヵ月分)と合計した賞与総額は2.5ヵ月分になる。低所得グループの公務員に支給する年末賞与(税調整分を除く)の最低額は1,600Sドル(約13万円)。

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