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国際

2013年10月28日

ニューヨーク直行便、SIAが11月で運航取りやめ

シンガポール航空(SIA)は11月末で、ニューヨークの玄関口の1つであるニューアーク(ニュージャージー州)直行便を取りやめる。東南アジアと米国を結ぶ路線でのシェアを減らすことは確実だが、航空需要が伸びているアジア太平洋市場を重視しており、採算面からはニューアーク便中止は望ましいようだ。
シンガポールからニューアークまで1万5,300キロ。飛行時間は19時間弱。全席ビジネスクラス(100席)で運航している。SIAは、これも全席ビジネスクラスのシンガポール・ロサンゼルス直行便を10月に打ち切った。
超長距離飛行は燃料消費が多いため、燃料価格が上昇すると採算をとるのが困難になる。UOBケイ・ヒアン証券のアナリスト、アジット氏によれば、米国発の金融危機以降、世界は変わり、航空需要も変化したという。
SIAは東京経由ロサンゼルス便とフランクフルト経由ニューヨーク便は引き続き運航するが、直行便を利用していた客の少なくとも半分はほかの航空会社に奪われる見通しだ。しかし、航空市場調査CAPAのアナリストは「米市場はSIAにとり、もはや戦略的重要性を持たない」と指摘する。
実際、SIAは需要が旺盛なインドネシア、インドなどアジア太平洋地域の輸送能力を強化している。

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