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経済

2013年10月14日

アマゾンとアップルの電子書籍、いずれ参入か

米アマゾンの電子書籍・同リーダーのキンドルが売り出されて6年が経過したが、東南アジアでは不思議と、シンガポールおよび周辺3ヵ国(マレーシア、インドネシア、ブルネイ)で販売されていない。こっそり輸入され販売されたリーダーはあるが、昨年の販売実績は推定4,000台以下だった。
キンドルが正式ルートで販売されない理由はいくつか考えられる。その1つが市場規模の小ささで、法律事務所のブラットビー氏は「売り上げと流通コストを考えたら、シンガポールは優先市場に入らない」と述べた。
ただ人口440万人のニュージーランドではキンドルの電子書籍が購入でき、人口だけが理由ではなさそうだ。
「シンガポールの読書文化はほかと異なり、教育や自己向上の読書はあっても、娯楽目的の読者層は薄い」と語るのはNUSプレスのショパート氏。伝奇・推理小説、サイエンスフィクションを好む読者が多い国で電子書籍が成功しており、シンガポールはこうした読者の割合が低いようだ。
国内企業ではメディアコープとシングテルなどが電子書籍部門を立ち上げたが、需要が少なく撤退。唯一残っているのはスターハブのブックティックだが売り上げは少ない。
しかし出版界では、キンドルおよびアップルの電子書籍はいずれシンガポールに参入するとの見方が強い。

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