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経済

2013年10月14日

ウビン島に小規模発電網、太陽光とバイオ燃料を利用

チャンギ空港の北方沖合に位置するウビン島で小規模発電網が稼働した。太陽光発電と、バイオ燃料による発電を組み合わせた送電網で、政府は将来の有力な電力システムに位置付けている。
送電網設置場所は桟橋周辺で、個人および食堂、商店など30軒が加入した。これ以前、島の住民は全てディーゼル発電機による電力に依存していた。
エネルギー市場庁(EMA)と民間企業連合による10年計画で、総事業費は1,000万Sドル(約7億9,000万円)。送電以外に蓄電技術も試験する。企業連合の構成員は、デーリー・ライフ・リニューアブル・エナジーと、工業不動産開発OKHグローバルの子会社、OKHホールディングス。
開始式に出席したイスワラン首相府相は「太陽光に限らず、こうした再生可能エネルギーは既存システムを強化するものになる。課題は、電力供給が断続的なこと」と述べた。
電気料金は1キロワット時0.8Sドル(約63円)で、ディーゼル発電の1.2Sドル(約94円)より安い。桟橋から離れた場所には送電線は敷設されていない。
小規模発電網は、太陽光発電、風力発電、生物資源利用など小規模の発電施設を地域内に作って連結し、その電力需要を賄うという構想。建設費用が安価で、送電ロスが少ないなどの利点がある。

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