シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPMRT駅に手動式洪水対策、まず6駅に設置

経済

2013年10月7日

MRT駅に手動式洪水対策、まず6駅に設置

陸運庁(LTA)はMRT(地下鉄・高架鉄道)駅で、洪水から駅舎を守るための防壁の設置を開始した。まず洪水の被害を受けやすいタンジョン・パガー、オーチャード、ラッフルズ・プレース、シティー・ホール、ノビーナ、リトル・インディアの6駅に整備した。経費は220万Sドル(約1億7,000万円)。
地表水への対策として公益事業庁(PUB)はMRTの地下駅、トンネルについて、水の浸入を防ぐため地上から1メートル以上の高さの防壁の設置を規定している。
MRTではすでに入口を地表面より高くしているが、さらに防壁を設置することで浸水リスクを減らす。
これまでMRT駅が洪水被害を受けたことはないが、ここ数年、集中豪雨で鉄砲水の発生が増加しており、シンガポール環境庁(NEA)は、気温が世界的に上昇すれば、荒天の頻度、激しさは増すとの予想を立てている。
設置した防壁の高さは1~1.5メートルで、2人が作業して15分で設置できる。自動式にしなかったのは停電になった場合を考慮したため。MRT運営会社のSMRTは職員に設置訓練を施している。
来年1月から9月まではサマセットなど11駅での設置を計画しており、現在、駅ごとの設計作業に取り掛かっている。経費は560万Sドル(約4億3,760万円)。

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