シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP生保販売で金融庁が規制緩和、加入者の利益を優先

金融

2013年10月1日

生保販売で金融庁が規制緩和、加入者の利益を優先

シンガポール金融管理庁(MAS)は生命保険業に対する監督の枠組みを変更すると発表した。透明性の確保、健全な競争の促進が狙いで、業者は売り込みの激しさではなく、保険商品・サービスの質、価値で競うことになるという。加入者の利益を優先した。
変更は来年中頃から15年1月にかけ実施する。MASが昨年4月に設けた営業職員精査パネルの提案をほぼ全面的に受け入れた結果だ。
最も消費者の関心を呼ぶと考えられる改革は、各社の商品を比較したウェブサイトの開設で、消費者は普通生命保険、定期保険などの保険料、特約、解約払戻金や、養老保険、投資型保険の情報を入手できる。サイト開設は来年末。
現在、保険料など保険情報をまとめたサイトはなく、商品の比較は困難だ。サイト設置で比較が可能になるため、保険料は下がる可能性がある。
来年中頃から、消費者は基本的な生保商品を直接、保険会社から購入することができ、手数料も事務経費程度で済むようになる。現在は、保険営業職員のアドバイスのあるなしにかかわらず、加入に際し手数料がかかる。
2015年1月からは営業職の仕事内容が消費者の利益を考えたものであるか、事務手続きで間違いがないかの採点方式を導入し、報酬と連動させる。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP生保販売で金融庁が規制緩和、加入者の利益を優先