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政治

2013年10月1日

汚職防止で人事院、定期異動、長期休暇制度を導入

人事院(PSD)は来年1月1日から、財務、調達部門、あるいは業界を監督する立場にある公務員に対し、定期的に職務を交代させ、また長期休暇の取得を義務付ける。同じ地位、職務に長くいると買収される可能性が高まるためだ。
同一の地位にいられる期間は最長5年。民間業者との取引に携わる立場の公務員はさらに、1暦年の間に5日以上、連続して休暇を取らなければならない。この間、不正がないかを上司がチェックする。
汚職に手を染めやすい立場の公務員を対象に職務交代制を導入している政府機関は既にあり、現場で法執行に当たる職員を多く抱える陸運庁(LTA)がその一例。
汚職調査局の職員が公金を横領しカジノで浪費していた事件など複数の上級公務員による不正行為への反省から、PSDはカジノ入場についても規制する。
10月1日からすべての公務員は、リーナ・ベイ・サンズかリゾート・ワールド・セントーサのカジノに入場した場合、または年間入場パス(価格2,000Sドル、約15万5,000円)を購入した場合、7日以内に申告しなければならない。
カジノで法執行に当たる公務員、カジノ業務を監督する立場の公務員およびカジノ運営業者とビジネス上の取り決めを交渉する公務員は、遊び目的でカジノに入場することを禁止される。

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