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政治

2013年8月16日

民間企業への慈善団体職員受け入れ、政府が要請へ

法定機関のシンガポール社会福祉協議会(NCSS)は民間企業に対し、寄附で運営される慈善団体(VWO)の職員を短期間、受け入れるよう促す意向だ。これらの職員に、企業が所有する経験、技術を学ぶ機会を与え、VWOの活動に生かしてもらうのが狙い。
NCSSのアン・ビーリャン最高責任者は「企業は慈善団体に寄付を行う以外に、運営ノウハウの向上に意欲のあるVWOの職員に、短期就業機会を与えるのが望ましい」と語った。
アン氏によれば、貧困家庭に給食サービスを提供しているVWOの職員は、物流会社で6~8週間働く機会を与えられれば、効率的配達について学ぶことができ、食品廃棄の無駄を減らし、配達時間を短縮することができるという。
NCSSは、企業とVWOとの長期的関係構築も視野に入れており、社内弁護士、会計士など専門職者による経験、知識のVWOへの伝授を希望している。
アン氏は、VWO職員の受け入れに前向きな企業に働き掛けを行う計画だ。こうした、企業とVWOとの協力は受益者に対するサービスの改善になるという。
8月15日のNCSS会議でチャン社会・家族開発相代行は、社会サービス部門の職員不足に対処するため、若い人材を呼び込み、育成するためのアイデアを探っていると明らかにした。

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