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社会

2015年12月14日

国立競技場、「法外」な使用料のためイベント誘致で苦戦

〈シンガポール〉

シンガポール・スポーツ・ハブ内の国立競技場がイベント誘致で苦戦している。使用料が極めて高いためで、スケジュール表は哀れなほどだ。

 

来年の開催が決まっている大きなイベントは、台湾の女性歌手張恵妹(愛称はアーメイ)のコンサート、日本代表チーム「サンウルブズ(SUNWOLVES)」が出場する世界最高峰ラグビーリーグ「スーパーラグビー」の3試合と、7人制ラグビーの世界シリーズ。

 

開催交渉を持ったが、ほかの会場での開催が決まったのは、MPアンド・シルバが興業主体のサッカートーナメント「マーライオン・カップ」とマスターズ・アスレチックス選手権。

 

マーライオン・カップにはJリーグの横浜マリノスが参加する。交渉がまとまらなかった理由の1つは、スポーツ・ハブ側が使用料で譲歩しなかったためのようだ。

 

クリケット試合についても、クリケット用に変更を加えるだけで30万Sドル(約2,500万円)超の料金を課すため、国際試合を誘致できなかった。シンガポール・クリケット協会のサアド・カン最高責任者社は「ドバイやアブダビで開催した方がはるかに安い」とコメントした。

 

ナショナル・デー・パレードの予行演習(35日間)用には2,600万Sドル(約22億円)の使用量が提示されたが、交渉で1,000万Sドル(約8億5,000万円)に値下げされたようだ。

 

英サッカーチームの試合を興行したプロイベントのカムCEOは「使用料が欧州の最高のスタジアムより20~30%高い」と語った。

 

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