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経済

2006年12月7日

GDP成長率予想を上方修正=MIER

【クアラルンプール】

シンクタンクのマレーシア経済研究所(MIER)は今年と来年の国内総生産(GDP)成長率予想をそれぞれ、5.6%から5.9%に、4.8%から5.2%に上方修正した。第1、2四半期のGDP確定値が速報値を上回ったのを受けた修正で、業況見通しと消費者心理の改善も考慮した。

経済見通し会議における会見で、モハメド・アリフ所長は、「経済はわれわれの予想以上に好調だ」と語った。

同所長は、マレーシア経済が米国への依存を弱め、東アジア、特に中国の影響をより受けるようになっている点を強調。また米国を含む工業先進国の経済減速が来年、国内経済に影響するが、ある程度は拡大予算で補えるとした。

米経済の先行きについて、「米ドルが軟着陸し、米経済が減速ペースに入ることを期待している。そうすれば危機を回避できるが、2008年の大統領選挙にからみ支出が拡大し、米ドル相場の調整に失敗した場合、景気が後退する可能性があり、世界経済が影響を受ける」との見通しを示した。

今年第4四半期の国内経済見通しについては、公務員賞与支給による消費支出の増加などを背景に5.7%の成長が見込めるという。

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