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金融

2006年10月18日

イスラム銀再建、ドバイ投資グループが筆頭株主に

【クアラルンプール】
経営難に陥っていたマレーシアで最も歴史のあるイスラム式銀行、バンク・イスラム・マレーシアの資本強化に向けた株式売買契約が16日、結ばれた。
株を取得したのは、ドバイ・インベストメント・グループ(DIG)傘下のドバイ・フィナンシャルで、バンク・イスラム増資後の持ち株比率は40%になる。筆頭株主だった首相府傘下のレンバガ・タブン・ハジ(LHT)の持ち株比率は9%に縮小する。
バンク・イスラムが15億リンギの不良債権引当金を計上していたことについて、中央銀行バンク・ネガラのゼティ・アクタル総裁は、「そうしたリスクは認識していた」と明らかにした。2001年に経営首脳に経営上の弱点改善を要請したが、対応が中銀にとり満足の行くものではなかったため、首脳入れ替えに踏み切ったという。
この不良債権引当金をめぐっては公共会計委員会も関心を示しており、調査を行う意向だ。バンク・イスラムは政府機関が株主の銀行であるため、株主を通じ調査するという。
ゼティ総裁は金利水準について、「消費は拡大しており、消費刺激のための引き下げは必要ない」と現行水準の維持を言明した。

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