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政治

2015年2月10日

タウン・カウンシル運営で労働者党に落ち度=会計検査院報告

会計検査院(AGO)は2月9日、野党・労働者党(WP)が運営しているアルジュニード・ホーガン・ポンゴルイーストのタウン・カウンシル(AHPETC)では統治・法令順守面で落ち度が見られるとの調査報告書を公表した。

タウン・カウンシルは住宅団地の維持・管理に当たる、独自の予算執行権を持つ組織で、当該選挙区で当選した議員が運営する。

AGOは、◇関係者間取引の統治で落ち度◇サービス・保全代金の延滞管理で落ち度◇不適切な記録管理・会計方式--があったとした。

具体的にはAHPETCの書記など幹部が、AHPETCから団地管理を受託した会社を所有している例があり、こうした利益衝突の可能性を適切に管理しなかったという。

このような利益の自己誘導は与党・人民行動党が管理するタウン・カウンシルでも見られるが、AGOは、AHPETCは情報開示、監視が不適切だったとした。

WPのシルビア・リム議長は「AGOの調査結果では、使途不明金はなく、不正行為もないことが示された。不注意による間違い、手落ちはあった」と説明した。

AHPETCが監査を委託している会計監査人が経理の健全性を保証しなかったことが2年連続であったことから、ターマン財務相がAGOに強制監査を要請していた。

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