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社会

2014年4月21日

MERSによる死亡者の村、症状出た64人を隔離

〈バトゥパハ〉
ジョホール州でアジア初の中東呼吸器症候群(MERS)による死亡者が出たことを受け、死亡した男性(54)が住んでいた同州ビンタン村で症状が出ている住民64人が1週間程度隔離されることになった。
ジョホール州保健・環境委員会が明らかにした。男性はメッカ巡礼から3月末に帰国した後に発症、発熱や咳、呼吸困難の症状を経て13日に死亡した。隔離対象となっている村民の粘液サンプルは分析され、MERSに感染しているかどうかを調べる。
ビンタン村には健康診断を行うためのセンターが設置され、村民1,000人あまりが健康診断を受けた。感染が確認された場合は感染拡大を避けるために自宅待機を指示するという。死亡男性の葬式に出席した友人や家族に対しても、感染しているかどうかを検査するよう呼びかけている。
死亡した男性と同じトルコ航空便に乗っていた乗客のうちジョホール州出身の2人はMERSの症状が出ているという。他の乗客についても健康診断を実施する計画だ。
MERSコロナウイルスは、2012年に初めて中東で確認された。治療方法や感染経路など詳しいことはまだ分かっていない。世界保健機関(WHO)によると、これまでに238人の感染、92人の死亡が確認されている。

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