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国際

2011年5月4日

ウサマ容疑者死亡、馬政府は報復テロに警戒 ナジブ首相「平和につながる」と歓迎

〈クアラルンプール〉

国際テロ組織アルカイダのリーダー、ウサマ・ビンラディン容疑者がパキスタンで米軍の攻撃により死亡したことを受け、マレーシア政府は「平和につながる」と歓迎の意を示すと共に、アルカイダの残党による報復テロの恐れがあるとして警戒体制を強めている。

ナジブ・ラザク首相は、「ウサマ容疑者の死によって世界がより平和で安全になることを期待する」とコメント。「暴力やテロによる目的達成が正しくないことを将来的に世界が理解することを望む」と述べた。

またウサマ容疑者が自身の政治闘争のためにイスラム教を利用し、人々にイスラム教に対する誤ったイメージを植え付けたと批判。マレーシア政府は一貫して暴力やテロを容認しない立場をとっており、これは罪のない人々を殺すことを禁じているイスラム教の教義に則ったものだと強調した。

その上でナジブ首相は、現時点でマレーシア国内でアルカイダの活動はみられないものの、ウサマ容疑者の死に同情する者や復讐をたくらむ者が行動を起こそうとしていないか警察が厳戒体制をとっていると言明。ウサマ容疑者の死はアルカイダにとって打撃であるが、アルカイダが崩壊することを意味していはいないと述べ、テロ活動への対策に向け気を引き締めるよう促した。

ウサマ容疑者の死の影響について戦略国際問題研究所(ISIS)のモハメド・ジャウハル・ハサン会長は、ウサマ容疑者を殉教者とみなしたアルカイダ支持者による反発が余計に強まると予想。テロの根本原因が無くならない限り、テロ活動が続くと警告した。

提供:マレーシアナビ!

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