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経済

2015年3月2日

上場企業の12月期決算、純益合計は0.1%増

上場企業の12月期決算がほぼ出そろった。2月27日までに決算を公表したのは330社で、純利益の合計は304億2,360万Sドル(約2兆6,667億円)だった。前期との比較が可能な323社の純益合計は303億1,810万Sドル(約2兆6,575億円)で、前期比でわずか0.1%の増加だった。

黒字は266社、赤字は64社。黒字企業のうち、赤字から黒字に転換したのが32社、増益が129社、減益が100社。赤字会社のうち、黒字から赤字に転落したのが30社、赤字拡大が15社、赤字縮小が17社。

今年の税制措置では海外進出、海外業務の強化を奨励しており、政府は企業の買収合併(M&A)を後押しする。

海外展開する企業を支援する背景に生産性の問題がある。輸出志向型企業は過去5年間の生産性向上が年5%だったが、内需型企業の生産性向上は同1%以下だった。

貿易は世界経済の増加ほどには増加しない見通しだ。クレディ・スイスによると、米国発の金融危機以降、世界の国内総生産(GDP)の増加ほど世界貿易が増加しておらず、世界経済が回復しても、シンガポールの外国貿易が大幅に増加することは期待できないという。実際、シンガポールの貿易金融は昨年9月から5ヵ月連続で減少している。

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