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経済

2012年5月31日

IMDの競争力ランキング、4位に後退

有力ビジネススクール、スイスのIMDが発表した今年の世界59ヵ国・地域の競争力ランキングで、シンガポールは昨年の3位から4位に後退した。2010年は1位だった。3位以下は2003年以来。

1位は香港で、以下は米国、スイス、シンガポール、スウェーデン。アジアだけの順位は、香港、シンガポールに次ぐ3位が台湾で、以下はマレーシア、豪州、韓国、中国、ニュージーランド、日本、タイ。

香港は事業しやすい環境が高い評価を得た。順位付けに当たってIMDは、経済活動、行政効率、企業効率、インフラ整備の4分野の項目を調べた。

シンガポールは行政効率、企業効率で順位が高かった。高等教育、管理職の信頼性、環境法でも高評価だったが、生活費、為替相場の安定性、医療経費で低評価だった。

エコノミストは、生産性改善、外国人労働者依存の軽減など政府が打ち出した経済再構築政策が競争力を減じたと見ている。

しかし英系バークレイズ・キャピタルのエコノミスト、リョン氏は「治安、政情不安、社会的混乱をあまり心配せず、戦略的決定を行えるということは、長期投資を促進する上で重要な要素だ。構造調整に必要な政策であり、その結果、競争力が増す」との見解を示した。

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