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経済

2012年4月12日

機能粉を活用の排水処理、東芝がPUBで研究開発

東芝は4月11日、半導体工場における排水処理技術の研究開発(R&D)を加速するため、公益事業庁(PUB)と覚書を締結した。現地法人の東芝アジア・パシフィック傘下の組織として水研究センターを設け、PUBのウォーター・ハブ内でR&Dに取り組む。

東芝は排水中に存在する有害物質やレアメタルなどを回収できる吸着剤である「機能粉」を活用した産業排水処理技術の開発を手掛けており、この技術を世界規模で展開するため、ウォーター・ハブの利用を決めた。

機能粉を活用して、電子デバイスの製造過程で使用されるフッ素を含む排水から、フッ素を分離する技術を開発する。センター長は河野龍興氏。

ウォーター・ハブで行う内容については、7月1日~5日に開催されるシンガポール国際水週間・水エキスポで展示する。

PUBは水ビジネスを戦略的産業に位置づけ、シンガポールを水・環境技術の拠点とするハブ構想の下、ウォーター・ハブを通じR&Dを行うことのできる環境を提供している。

PUBのチュー・メンリョン最高責任者によると、ウォーター・ハブでは日東電工、シーメンスを含む内外企業70社余りと24の研究センターが、膜、生物模倣(生物機能の、機械・道具への応用)などのプロジェクトに取り組んでいる。

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