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社会

2013年3月27日

デング熱の感染が拡大、深刻に

デング熱の流行が12週目に入った。事態は深刻化の様相を呈しており、1万4,000人が感染した2005年の過去最多を上回る可能性も出てきた。
今年は3つの型のウイルスが同じ程度に感染源になっているのが特徴で、極めて珍しい。これまでの感染者は3,100人で、うち25%が入院した。死亡者はゼロ。
保健省のまとめによると、10年ほど休眠状態にあった第3型ウイルス(DEN-3)が活発になっており、2月の感染者の33%はこれが原因だった。2007年以降、最も広く見られた第2型(DEN-2)は同39%で、DEN-1が26%。
パークウェー・イースト病院のムクンド医師によると、DEN-3は休眠期間が長かったため、免疫のない住民が多い。また感染しても同一の型のウイルスしか免疫ができないため、別の型のウイルスが原因で再度感染するケースもある。
デング熱の感染が最も拡大するのは例年、暑さが増す5月から7月。このパターンが今年も繰り返された場合、通年の感染者数は05年を上回る可能性がある。
保健省によると、深刻な出血性デング熱は少ない。最も感染者が集中しているのは東部タンピネスで、これまでに167人の感染が確認された。

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