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経済

2013年3月27日

2月の工業生産、前年比17%の大幅減に

経済開発庁(EDB)が3月 26日に発表した2月の工業生産高は、前年同月比16.6%の減少だった。米国発の金融危機の影響で32.2%減となった2009年3月以来の大幅減だ。
春節休暇が昨年は1月、今年は2月にあったため、労働日数が少なかったことも減少要因だが、下落幅はエコノミストの予想以上だった。
生産の変動が激しい製薬を含むバイオ医学部門を除いた工業生産高は16.2%の減少で、低迷が広い範囲に及んでいることを示した。バイオ医学部門の生産は18%減だった。
電子部門の生産は21%減少。半導体生産は15%の減少だった。データストレージの生産は40%の大幅減だったが、タイにおける洪水で前年同月の生産が急増した反動だという。
輸送エンジニアリング部門は16%減少した。欧米からの民間航空機の修理需要が減少した。リグ(油井掘削装置)、造船など海洋・オフショア業は20%減だった。
精密エンジニアリング部門は19.5%減で、春節休暇による生産減が主因。雑貨部門は11.5%減少した。
製造業の不振から、第1四半期の国内総生産(GDP)の縮小を予想するエコノミストもいる。
しかしDBS銀行のエコノミストは、2月の工業生産は前月比では0.7%の減少と指摘し、3月以降の持ち直しを予想している。

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