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貿易

2013年3月19日

2月の輸出が大幅減、回復は下期

国際企業庁(IE)の発表によると、2月の非石油地場輸出(NODX、石油・再輸出を除いた輸出)が急減した。電子輸出の低迷に加え、薬品、油井掘削装置(リグ)の輸出減が響いた。輸出の回復は下半期まで困難とエコノミストは予想している。
2月のNODXは前年同月比30.6%の減少だった。これほどの大幅減は米国発の金融危機の時(35%減)以来。
春節休暇が今年は2月にあった関係で、労働日が18日(昨年は21日)と少なかったことも影響したが、こうした要因を調整した後の前月比でも、2月のNODXは2.4%減の132億Sドル(約1兆18億円)だった。
一方、製造業の先行きを示す中間財輸入は55億Sドル(約4,174億円)で、前月より1億Sドル(約75億円)増加した。
石油貿易、再輸出を含めた総貿易は前月比1%増の802億Sドル(約6兆円)。前年同月比では17%の減少で、総輸出は19.5%、総輸入は15%、それぞれ減少した。
NODXの内訳では、前年同月比で電子機器輸出は27%減少した。パソコン部品、集積回路(IC)、ディスクメディアが大幅減だった。電子機器以外の輸出は32%の減少で、船舶、薬品、電気機械が大幅減だった。
輸出市場別では上位10市場中、台湾以外はすべて減少。欧州連合(EU)と米国向けがそれぞれ52%の大幅減だった。対日は20.5%減少した。

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