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社会

2013年3月21日

伝染病の病院を開設へ、SARSに備え

タン・トクセン病院(TTSH)は、伝染病に包括的に対処できる総合病院を2018年末までに建設する。新型肺炎SARS(サーズ=重症急性呼吸器症候群)の発生と同様の出来事に備える。
ノビーナのTTSHに隣接して開発する。TTSHのフィリップ・チュー最高経営責任者によると、病床数は300床を予定している。検査室、X線室、手術室など診療に必要なものを完備した病院にする。
集中治療室は2棟整備する。SARS発生のような場合、ほかの患者を入れないようにし、感染の拡大を防ぐ。TTSHは2003年にシンガポールでSARSが発生した際、唯一のSARS病院に指定された。
指定を勧告したのは、国立大学保健制度理事会のタン・チョーチュアン理事長で「新病院はSARSが発生した場合、極めて役に立つ存在になる」と語った。
SARSは2002年11月、中国広東省で初めて発生した。感染者数、死亡者が極めて多数に上ったのは中国と香港。
シンガポールで初の患者が確認されたのは03年3月。計238人が発症し、23人が死亡した。全世界では8,096人が感染した。

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