シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP自動車ローン規制、銀行と中古業者に打撃

経済

2013年3月25日

自動車ローン規制、銀行と中古業者に打撃

新車購入権(COE)価格の下落を目的とした自動車ローン規制が銀行および中古自動車販売業者に打撃を与えている。
規制を受けCOEは値下がりし、新車ディーラーのショールームには多数の客が詰め掛けているが、銀行の自動車ローン供与額は減少している。以前は自動車価格の100%の融資が可能だったが、2月26日以降は最大60%に抑制された。返済期間も最長5年に短縮された。
OCBC銀行によると、金融機関による自動車ローン供与額は規制前と比べ40~50%減少した。シティバンクは、不良債権化のリスクが低減すると、プラス面を指摘した。
クレジット会社などは金融管理庁(MAS)の管轄外のため規制の適用を受けず、100%の融資が可能で、融資需要が高まっている。しかし分割払い法の適用を受けるため、通産省は融資規制に向けた法改定を検討している。
新車人気が高まる一方で、中古車展示場は閑古鳥が鳴いている。このため業界団体の車両取引業者協会は、ローン規制から中古車を除外するようMASに陳情したが、拒否された。
MASによると、中古車に対しローン規制を免除すれば中古車に人気が集まり価格を押し上げるため、かえって新車需要を高めCOEの上昇を招くという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP自動車ローン規制、銀行と中古業者に打撃